喫茶古5-2

【5月の季語】 八橋

八橋とは、知立の一地区を指す。地名の由来は逢妻男川の流れが8つに分かれていて、そこに8つの橋が架かっていたことに由来する。その八橋は杜若の名所であり、平安の歌人、在原業平が、「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」と詠んだ場所として知られている


【5月の禅語】

白雲自去来(はくうん おのずから きょらいす)

雲が次から次へと湧き起こり去来しても、山は元の姿のままそこにある

人間には本来、仏性があり、これに気付けば、山がそうであるように煩悩や妄想の雲に惑わされることはない


【5月の銘】

清流・・・・・・せいりゅう。川などの清い流れ

呼子鳥・・・・・よぶこどり。人を呼ぶような鳴き声をする鳥。カッコウなど

苔清水・・・・・こけしみず。苔の間を伝わり流れる清水


【5月の茶花】

ガビシズカ、ブルーシラン、大山蓮華


【5月の菓子】 

落し文

初夏の野山に落ちている、筒状に丸められた葉。

これは「オトシブミ」という虫が、葉を巻いて中に卵を産み付けて落としたもの

その昔、恋文をわざと相手の近くに落として拾ってもらう「落とし文」にちなんで付けられた

写真2枚目は清月堂のもの

茶道くらぶ

”まったく初めてで・・・”とか、”以前やっていたけどお金がかかり過ぎて・・・”と二の足を踏んでいる方に、気軽にお茶を楽しんで頂ける茶道くらぶです。

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